グレッグ・イーガン-ディアスポラ

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)
ディアスポラ」に関してはこの言葉が僕にとっての全て。
グレッグ・イーガン その3

920 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/25(日) 17:23:42
じわじわと読み進めてる。
それぞれ精神の創出と数学的真理が視覚化される第一章と第二章。難解というか
豊かな世界が広がっているのだろうが、漠然としか思い浮かべられず、もどかしい。
第三章で、わりと馴染みと思えるSF的光景になって、ほっとした。
なんだかメソメソするイノシロウ萌え。とか思うことで、モチベーションを高める。
よし!イノシロウが、いつもの童貞キャラだな。と思ったら、俄然読む気がでてきた。


真面目に感想をいうと、すげー文明が発達した種族が宇宙の破滅を予知して別な宇宙に逃げるって話はスティーヴン・バクスターっぽいなと思った。
よく比較されるらしいオラフ・ステープルドンは「シリウス」以外読んだ事が無いんで知らん。
あと無駄に長くて少々退屈だった・・・・・。
多分僕の頭が悪いからだろう。だけど解説の大森望はいくら何でも言い過ぎ。
この人にとってはべた褒めすんのは何時もの事だろうけどよ。
☆☆☆☆