エリザベス・ヘイドン-ラプソディー -血脈の子-

ラプソディ―血脈の子〈上〉 (ハヤカワ文庫FT)

にぎわう港町。その美しさゆえに町の有力者に横恋慕され、肘鉄をくわせたラプソディは、かれの放った追っ手から逃げていた。見知らぬふたり連れの助けで難を逃れたものの、ふたりは返礼として彼女に旅の同道を求める。じつはラプソディは、歌声によって事物の性質をも変える「歌い手」としての訓練を終えたばかりだった。その能力に気づかれたのか?美しき「歌い手」の波瀾万丈の冒険を描くファンタジイ巨篇堂々開幕。

久しぶりにファンタジーを読む。
十二分に面白いファンタジー小説だけれど、途中ずっと設定を垂れ流されるのはきつい。長いし。
トールキンの「指輪物語」ぐらいに夢中になって読めばそれもつらくは無いのだけど「ラプソディ」はそこまで面白くないのでね。
余計に長くなる、が設定垂れ流しの部分も普通の小説にしれくれればもっと楽しく読めたんじゃないかな。
三部作らしいんで一応続きは読む予定です。


あと本筋とは関係ないけど主人公(女)がエロい。
行き成り街中で見ず知らずの男のイチモツを触って刺激したりするのは卑怯です。
シチュエーション的な興奮と、作中で(元娼婦とはいえ)聖女的な描かれ方をしている主人公がナニをするというギャップに思わず五日目に突入していたオナ禁を破ってしまいました。
そんなこんなでもしかして次もエロエロかなぁ、と思って調べたら案の定これですよ。

剣闘士となった子供のいるソルボルドでは肌も露わな現地の女治療師に身をやつし、闘技場への潜入に成功した。しかし、闘技場での治療がソルボルドでは売春を意味すると知らなかった彼女に危険が迫り…。

わぁい。
本当にこれ書いてるのは女性かよ!
すんげぇ助べえ爺な加齢臭がするんですけど。
☆☆☆