グレッグ・イーガン-万物理論

万物理論 (創元SF文庫)
ようやく読み終わった・・・・。
4日かかりましたよ(他の本に浮気しながら読んでたんで当然か)
ジェンダー、生物学、物理学、政治、宗教を大量に詰め込んだハードSF。
多分これまででたイーガンの長編では一番の情報量では。
あまりにもアイディア・ガジェットを詰め込みすぎ、かつ話が長い事もあって本筋がぼやけてるような気もするが、イーガンだからいいんです。面白いし。
あと「宇宙消失」「順列都市」よりも話の締め方が上手いと思いました。
「SF作家」としてだけではなく「小説家」としてもイーガンは進歩してるみたいですね。


9月にはくそ難解らしい「ディアスポラ」も出るみたいで、不安ながらも嬉しい。
☆☆☆☆☆