2chSF板の面白いスレッド紹介

SF板で「ふしぎ星の☆ふたご姫」を語ろう

934 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 00:15:19
8国がふしぎ星の各機能を司り、ふしぎ星を維持していることから所謂富国強兵政策や
植民地政策の思想が発生しにくいのは一つの事実(他国の繁栄無しに自国の繁栄もあり得ないから)。
しかしそれは大規模な国家観戦争が起きにくいというだけの話。

1国内のパイを奪い合うような対立構造はそれでも残るわけで、いい例が鳥人族とサルだね。要するに民族紛争、内戦。
あとは、ふしぎ星の機能調整のベクトルで揉めるケースとかね。
暑くして欲しい国と寒くして欲しい国の対立とか、機能維持の為のリソーセスをどこがどれだけ支払うのかという問題(例:ポンプの話)。

銃器の話:
タネタネの連中ですら圧縮空気で弾を飛ばす発想は知っている。
なのに、バレルを分厚くして圧縮空気の代わりに火薬の爆燃を使って弾丸を金属製に変える発想が出てこないのは摩訶不思議。


935 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 00:22:18
平時は総看守グレース がおひさまのめぐみの力でそういう芽を摘むところだが、
プロミネンス弱体につき大臣みたいな小悪党が発生してシマム


936 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 01:30:04
マザーツリーの粛清によって思想あるいは発言が統制されている、というのが過去の結論だ
他の国も似たようなシステムで危険思想が抑えられていたのが常だったのだろう


942 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 08:48:17
たとえば狼のような肉食動物は、もともと肉体に備わった能力だけで相手を殺すことができる。
このような動物が仲間同士で喧嘩を行った場合、殺し合いによって死滅してしまう可能性がある。
それを防止するために、肉食動物には遺伝子レベルでのリミッターが備わっていて、
仲間同士の争いはある程度のレベルに抑えられるようになっている。

それに対してウサギのような草食動物は、喧嘩を行っても相手を殺すための武器が無い。
戦いによって相手を殺してしまう可能性が低いから、リミッターも備わっていないのである。

では人間はどうなのか?
人間の肉体は肉食動物ではない。だから人間の脳にはリミッターは備わっていない。
しかし人間は知性という前例の無い武器を後から手に入れてしまった。
知性によって、相手を殺すための武器を作ることが出来るようになってしまった。
だから人間は争いの果てに殺し合いをすることが可能なのである。
人間は自分たちが絶滅するまで戦いを続けることが出来る唯一の動物だ。
人間は狼の牙を持ったウサギなのである。


943 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 08:55:50
天然の動物に戦いを抑制するための機能が備わっているのなら、
その機能を人間に追加することが不可能とは言い切れない。
遺伝子を改良する技術が進歩すれば、そのリミッターを人工的に作ることが出来るかもしれない。
そうすれば、本能的に殺し合いを行うことが出来ない人間を作ることが出来る。

ふしぎ星のような狭い閉鎖空間では、戦争は多大な被害をもたらす。
内部の人間が死滅する危険性もある。
それを防止するために、遺伝子を改造することによってリミッターが追加されているのではないか?
だから彼らは争いを行っても殺しあうところまでは行かないのである。


944 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 10:13:13
AI(グレイス)による介入、遺伝子操作による性格改造が本当にあったとして、
ファインとレインがそれを知ってしまったらどうするのだろう?

介入をやめさせて将来滅亡するかもしれないリスクを背負うか、今のままの
ゆるゆるした支配を受け入れるのか。
それほど過酷な支配でもないし望ましいものでもあるので、すごく難しい
究極の決断になるだろう。

やべ、しばらく見ないうちにめちゃくちゃ壮大な話になってしまってる(笑)
こういう馬鹿臭さは大好き。


翻訳家を語る

361 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 11:25:52
米田淳一氏(ハヤカワ文庫JAで著作有り)、浅倉久志氏の訳文を大批判。
ttp://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20050911/1126453150

原文:
Every afternoon the townspeople of Berne convene at the west end of Kramgasse.
There, at four minutes to three, the Zytgloggeturm pays tribute to time.

浅倉氏訳:
毎日の午後、ベルンの市民はグラム通りの西の端に集まる。そこでは三時四分前に時計塔が時間に敬意を捧げるしきたりだ。

米田氏訳:
時計塔の時計が三時四分前に鳴る。その様子はあたかもその時計塔がそのたたずまいも相まって、
時間そのものに尊敬を抱いているような慎み深く日常化したイベントに見える。


362 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 11:52:34
本人乙
もうわかったから出てけ


363 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/13(火) 15:23:53
KramgasseもZytgloggeturmも出てこないのはなぜ?

痛い痛い。