アレステア・レナルズ-啓示空間

啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)
その分厚さ(1039P)で話題となった大作。何でも日本で三番目に分厚い文庫本だそうだ。
サイバーパンクスペースオペラワイドスクリーン・バロック、それにハードSFの要素をも詰め込んであるが、至ってオーソドックスなSFに感じられた。
「人類は宇宙に進出し、その版図を広げていった。しかし謎に包まれた異種文明の遺跡を見つけて・・・・」って話は昔ながらの筋立てだからだろうか。
厚さのわりには色々と薄めの気もしたけれど、個人的には値段分は楽しめました。

けど啓示空間については賛否両論あるみたいですね・・・。
2ちゃんねるSF板の啓示空間スレなんてどうでもいいことで無駄に荒れてるし。


まあ、それは兎も角、僕は次に出るだろう「カズムシティ」が楽しみ。
☆☆☆☆